GoogleがSSL対応しないと順位下げるというから対応したけれど
うえきちです。
Google先生がサイトをSSL対応かどうかをランキングのポイントにしますよと言ってました。
意図は分かるんですが、サイトの評価が収入に直結している人々は不安ですよね。
- 今までの評価は引き継がれるのか?
- インデックスが飛んでしまわないのか?
などなど。
わたしは失うものがそんなに無いので、とりあえずできるうちにやっておこうと思ってやってみましたんで備忘録的にまとめてみました。
今までの評価はいずれ受け継がれるらしい
Googleのヘルプには、アドレスとかを移転する時に前の評価を引き継ぐための方法がかいてあります。
大雑把に書くと以下の手順になります。
- サイトをSSL対応で準備する。
- httpからhttpsへ全部リダイレクトするように設定する(永久に)
- サーチコンソールへ新アドレスを登録する。(httpsに変えるだけでも必要)
詳細は自己責任で確認しながらやってくださいね。
Googleアナリティクスは簡単です。
- プロパティのデフォルトURL
- ビューのウェブサイトのURL
の2つで、httpからhttpsに変えるだけです。
問題はサーチコンソールですが、新規登録になります。(おいおい)
Googleのサイトによると、http時代のサイトからhttpsのサイトに移ったんだということをGoogleの検索エンジンが理解するらしいです。(ほんとか?)
「その間、多少順位が上下するけどそんなこといつでもあることだから気にすんな」という意味の事が書いてあります。
何年もかけて育てたドメインがこんな作業で飛んでしまったら何のためにSSL対応させたのか分からなくなりますからね。
注意:httpのプロパティは削除しないでください。今までのデータがなくなってしまいます。
もし削除してしまったとしても、再度登録する事はできます。過去に所有権の確認をしているはずなので、その結果を使って登録したら今までのデータが復活します。(わたしは勇み足で削除してしまったのですが全部復旧できました。)
Xサーバーは無料でSSLに対応できるサービスを提供
すごいですね~。
普通、SSL対応にしようと思ったら少々お金がかかるんですが太っ腹ですね。
Googleのサイトに書いてありますが、2048bitの証明書じゃないとだめらしいです。それと、リンクが外部に飛んでるのはだめっぽいです。内部の相対リンクで記述しないといけないとか、いろいろ条件があります。
WordPressの場合はプラグインSearch Regexが便利
エックスサーバーでドメイン単位で「独自SSLの設定を追加」というのをやります。
登録作業があって、実際に使えるようになるには最大で1時間ほどかかるそうです。終わってない時にhttpsアドレスからアクセスしようとするとエラー画面が出ます。
httpsの方が使えるようになったら、WordPressの「設定」→「一般」からアドレスのhttpにsを追加して保存します。
プラグインにSearch Regexを入れて有効化したら、「ツール」→「Search Regex」を選択します。
Search pattern httpアドレス
Replace pattern httpsアドレス
と入力するだけです。あとはデフォルトでいいはず。Replaceをクリックするとサイト内の内部リンクが大量に出てくるはずです。一件も出てこない人はSEOに力を入れたほうがいいです。
Replace&Saveをクリックすると置き換えが実行され、保存すればOKです。
こちらでGoogleが推奨するSSLになっているかどうか確認できます。
やってみましたが、エックスサーバーの無料独自SSLは2048bitの証明書でした。
まとめ
アナリティクスの設定は簡単だけれど、内部リンクの変更やサーチコンソールへイチから登録しないといけないのはめんどくさいです。
今後の順位変動が怖いですが、持ち直すと信じて。何か動きがあったら報告します。
ちなみにですが、はてなブログは今のところ動きはないようですね。