単身赴任が抱えている3つの問題点
うえきちです。
単身赴任自体はネタではなくマジです。2015年4月から遠く離れた地で働いてます。出張費で帰れるのは月1回のみでそれ以上帰りたかったら自費になります。
単身赴任という以上、家族がいるのが前提ですよね。独身の人は単身赴任とは言いません。単なる長期出張、駐在、転勤という言い方になります。家族(妻、子供)と離れて暮らす事になります。
単身赴任は自由きままというのは半分本当だが
この状態はある意味楽です。一見自由です。これは確かな事実の一つです。普段住んでいる所では何をしても誰からもとやかく言われません。
でも、現実的に豪遊してる人はまずいません。豪遊するには先立つものが必要です。豪遊するには一緒に遊ぶ友達も必要です。単身赴任先に最初からそんな人はまずいません。
ここでまず、どんどん飲み友達を増やしていける人と、まじめに帰る習慣がある人で大きく分かれるようです。
単身赴任者の孤独問題
独身の人でも転勤すると同じに見えます。でも単身赴任の場合は、生活の母体を残していく所が大きく違います。
職場の雰囲気でも大きく違うポイントですが、時々グループで飲みに行く習慣がある職場とそうでない職場があります。今わたしがいる所はまったくそういう習慣がない職場です。職場に新メンバーが配属された時も、転任や退職で誰かが辞める時も飲み会はされません。忘年会が行われる程度です。
まず、会社以外でのコミュニケーションをする機会があるかどうかは大きいと思います。ここまで徹底して何もない所に来てしまったのは運が悪かったと言わざるを得ません。
単身赴任者の休日は何より辛い
単身赴任で何より辛いのは、休日の過ごし方です。
独身のヤツに聞くと、「その場所でしか行けないところに行けば良いじゃないですか」と口を揃えて言います。
長年家族と過ごす事に慣れていると、家族とどこかへ出かける事に慣れていますので、まず路頭に迷う事になります。
お金がかかる過ごし方ならいろいろあるんでしょう。旅行に行くとか、名産品を食べに行くとか。でも、基本一人ですからね。楽しくないんですよ。
単身赴任者は、仕事へ行く以外はヒキコモリになりがちです。
もう本当に休日を一人で過ごすのが苦痛以外の何物でもありません。
あまりの寂しさから、浮気に走っちゃう人が多いというのもうなづけます。強調しておきますが浮気はしていません。
単身赴任者は家族と疎遠になる
家族と疎遠になるのも問題です。
最初は家族は寂しそうにしてますが、年中寂しそうにしているわけにもいきません。言っても仕方がないので言わなくなります。
できごとや体験を共有しなくなるので、どうしても共通の会話が減ってきます。去るもの日々に疎しなんです。気持ちはありますが、普段話をしない分心は離れていきます。
本当は早く帰りたい
辛い辛い言っててもしょうがないので、単身赴任者はそこで新たな友達や遊び仲間を作って、休日の過ごし方を構築するしかないんです。
でも、本心はやっぱり早く帰りたいです。