Mezalog

備忘録的な

どうしようもない痛みがあるといかに人間ダメになるかという事

うえきちです。

 

ブログを書くのが本当にひさしぶりになってしまいました。ドメインを寝かせてたつもりは全くないですよ。結論からいうと、肩の痛みがどうしようもなくてやる気が起きなかったんです。

 

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何かの痛みって、健康な人にとっては「すぐ治るもの」なのだけれど、どうやっても痛みがなくならないと、それから逃れる事しか考えられなくなるものと知りました。

 

いろんな痛みの苦しみを背負っておられる方のお話は聞いてきたつもりだったので頭では分かってるつもりだったんですけどね。

 

実際にそういう状況に置かれて初めて分かる、そういう人の苦しみというものを認識できるのだとつくづく思いました。要するに私は本当に痛みに苦しむ人の辛さを何にも分かっていなかったのです。

最初は病院へ行くも原因分からず痛み止めのみ

予想はしてました。普通こういう時は整形外科へ行くんですが、痛む箇所をいろんな角度からレントゲンをとられました。

 

この時は何故かCTは撮らなかったな〜。

 

レントゲンで見ても痛みの原因は分からず。

レントゲン撮って分かるのは、石灰沈着性腱炎かどうかぐらい。肩関節の所に写るそうです。

西洋医学的にはこうなると打つ手がないのか、とりあえず症状に対処するために痛み止めの飲み薬と痛み止めの湿布薬をもらいました。

痛み止めだし、それもけっこう強めの薬(ロキソニン)と、湿布まで貼るんだから痛みから開放されるかと思うじゃないですか。

しかし、ま〜効きませんでしたね。すこし痛みが和らいだかな?程度。

整体へ行って五十肩ですよと言われるも治らず

肩が痛いといっても、いろいろ調べると原因となる病気に怖いのもあるじゃないですか。心筋梗塞、肺がんとか・・・。そういうのが心配だから病院へ行ったのに、レントゲン撮って痛み止めで2週間様子見ですよ。他の事が考えられないぐらい痛いのに。今すぐにでも痛みを止めたいのに2週間も様子を見るなんてありえないと思いました。

 

それで、整体に行ったんです。そしたら、いろいろ関節を動かしてみてくれた後で「これは五十肩かどうかのテストなんですけど、これが痛かったら五十肩ですよ」と言ってくれたんです。五十肩と確定してくれたので、安心できました。

 

それで、その痛みを和らげるために周りの筋肉を緩めるという事をしてくれました。その時は初めて楽になったんです。

 

しかし、終わってから外へ出たらやっぱり痛い。

 

一時的に筋肉を緩めて緩和はできるけど、炎症とかがある場合は急には治らないんだよな〜と、がっかりしました。

長期戦を覚悟していろいろやってたら治った?

まず、慢性的な炎症を治すためには、血液がよく患部にいくように温める事がいいということで、毎日風呂に長時間浸かって体を温めました。

 

それと低周波治療器を買って、ピンポイントで長時間マッサージ。

 

痛いところの周囲の筋肉を鍛えるように、ダンベルを使いました。

負荷を加える筋肉を変えていくと、右腕に比べて異常に筋力が弱っているところが見つかりました。どうしてそうなったのかは分かりません。筋肉の名前でいうと「上腕三頭筋」というところです。

 

そして基本はしっかり寝る。睡眠をとる事を心がけました。良い眠りのために布団と枕を変えました。

単身赴任のため、一定期間と割りきって、1番安い布団セットを買って使ってたんですが、あまりにもペラペラすぎたのと、枕もペッタンコだったので、首や肩へ負担がかかってたと思います。

左肩は徐々に治り、何故か右肩へ痛みが移動してから消えました

一時期本当に右肩も痛くなったんですよ。何かが中で移動してるのか?というような感じでした。

 

よく行くマッサージのお店がいくつかあるんですが、しばらく行ってなくて施術師さんも知らない人になってる所に試しに行ってみたんです。そしたら予想をはるかに超える腕の方で、思いっきり全身のコリをほぐしてもらえました。

 

これでほぼ、肩の痛みはとれました。2月ごろから痛くなって、5月に入ったところですから3ヶ月ほどかかりました。

 

痛みのない体のありがたさよ

これでやっと、物事を考えたり、何かすることが苦痛じゃなくなりました。

耐え難い何かを抱えていると、毎日考える事はその事だけになってしまいます。

 

自分の健康にはもっと気をつけようと思います。