公立中学は勉強を教える事を放棄したらしい
ま、何を今更?とお思いかもしれません。
一部の進学に力を入れているところは別としてですよ。
全部かどうかも知らないです。
あまりマスコミでも取り上げられてないので簡単に今の公立中学の考え方みたいなのをまとめてみたいと思います。
まじ、こんなんでええの?と思います。
お宅のお子さんは大丈夫ですか?
私立中学や私立高校を潰さないためのお上の施作かもしれませんと言ったら勘ぐりすぎ?
勉強については完全に塾に託している
まず軽いところからいきますね。
今に始まった事ではないかもしれませんね。
教科書問題とか騒いでる外国の人いましたが、教科書ではあまり深く勉強できないようになってます。
驚くのですが、学校の教科書に書いてる内容はうっすいです。
昔当然のように習った事がごっそりないんです。
そんな状態なので、少し上の学校に行こうと思ったら教科書で勉強してるだけでは絶対無理。
だから塾に行くしか選択肢が無くなります。
進学については完全に放棄している
データ、進学に必要な情報は学校には全くないようです。
当然塾には情報が揃っています。
それを知ってか知らずか、学校では進学について相談に乗ることはできません。
内申書を書く役割のみを担っています。
不良を防ぐ対策は暇な時間を与えない
これはクラブ活動している子に限ります。
授業が終わっていて学校の教師が生徒を拘束することはクラブ活動している子しかできませんので限界があるのですが。
でも、この作戦をとることによって実際に生徒の不良行動を抑え込むことにある程度成功していることは事実のようです。
クラブ活動を休みなくやる意味
部活動に休日は関係ありません。
平日の放課後にやるのは当然として、休日も朝から晩まで行われます。
何故そこまでやるかというと、暇な時間を子供に与えないのです。
暇な時間があるからどこか面白そうなところへ出かけようとか、良からぬ事をしようと考えるのだという事なのでしょう。
家族と疎遠になり勉強をやる暇もない
普通の休日も長期休暇中も部活動に行ってるので家族と過ごす時間がありません。
体力が続くかどうか、個人差があるとは思いますが、勉強をやる体力が残ってないように見えます。
うちの場合、特に入学したての頃は、家に帰るとすぐに寝て朝まで起きませんでした。
これだけ部活動が忙しいと、絶対的な勉強時間がほとんど取れません。
実際に、よほどの何かがないと、部活動で疲れ切っている子供が勉強しようとは思わないでしょう。
考えてみてください。
仕事でクタクタになって帰ってから、何かの勉強をするのは大変な努力が必要ではありませんか。
嫌なら退部すればいい?
やめれば勉強する時間はできるかもしれません。
でも、遺恨を残して、未練を残した状態で勉強に身が入るでしょうか。
実態を知ってからは、本人とは成績がこうなったら退部させると約束しています。
こういう約束をすることによって、本人も勉強をしないといけないと本気で思うようになったようです。
一応、この方向で行くことにはしてますが、どうしても納得できないものがあります。
部活で縛るデメリット
- 学校が、生徒の学力はどうでもいいという方針なこと
- 生徒が勉強を頑張るためにはとてつもない努力を要すること
- 進学校に進学するためには部活動と両立できないこと
親としては学力が気になります。
平日も休日も、空いてる時間は全部部活動してるのに違和感を感じます。
(日によっては帰宅時間が夜9時ごろになってます)
学校の授業をしっかり受けてそれを頭に叩き込んでさえいれば進学の心配を特にする必要がないならいいのです。
昔はそうでした。(特別な難関校は除きます)
うちの子が属しているクラブだけがそういうやり方をしているのかと思って話を聞いてみたら、他のクラブも同じらしいのです。(子供の話なのでどこまで信用できるかは疑問ですが)
勉強について学校に期待はしていませんでしたが、部活動をこんなやり方をしているとは知りませんでした。
他県は教育委員会の関係で、方針が違うかもしれません。